アクアレンジャーは、顆粒タイプの二酸化塩素発生剤です。温浴施設のレジオネラ菌対策に特化しており、
レジオネラ菌だけではなく、レジオネラ菌汚染の原因となる生物膜やアメーバに対する対策として利用できる仕様になっています。



1:食細胞内寄生性

レジオネラ菌が温浴施設で大量に見つかる原因は、菌の「食細胞内寄生性」という性質にあります。これは、アメーバなどの原生生物に捕食されても、生き残り逆にアメーバの体内に寄生して、増殖する性質を示しています。
この性質の重大な問題点は、アメーバ内では塩素による消毒効果がほとんど効かないという点にあります。少なくとも飲料水や温浴施設の管理で義務づけられている塩素管理濃度ではまったく役に立ちません。
さらにアメーバ内で塩素に晒された細菌は、アメーバから外部に遊離した際に塩素に対して高い耐性を持つことが知られています。
つまり、アメーバに寄生することはレジオネラ菌にとって、「殺菌剤からの保護」「殺菌剤への耐性の獲得」「安全な増殖」という3つの利点を享受することにつながります。
2:生物膜

同様の問題点は生物膜についても言えます。レジオネラ菌もそうですが、細菌の中には生物膜(バイオフィルム)と呼ばれるぬるぬるとした物質を作成する種類があります。このような物質の多くは多糖類でできていて複層的に発達した結果、細菌が生息する都市として機能します。
すべての細菌の99%はこの生物膜でできた都市で生活しています。そして、この都市もまた、アメーバなどの原生生物と同様の機能を果たします。
図(1)は循環システム内を殺菌した後、どの程度の期間で細菌が回復するかを示しています。このようにわずか数週間で生物膜は再形成を行い、その結果細菌数は処理前と同水準に戻ります。
3:クリーンケア(※)方式の衛生管理
先に結論を述べれば、クリーンケアが提案する温浴施設のレジオネラ菌対策とは、図(1)の細菌の回復を図(2)のように変化させることに尽きます。
この方法は、世界有数の医療機関であるジョンズホプキンス病院の院内感染予防に関する論文を参考に、国内の温浴施設の現状と厚生省のマニュアルを取り入れ、数百のスーパー銭湯や温泉施設などで有効性を確認した信頼度の高い方法です。
この方法は、いかにして生物膜やアメーバなどの「細菌のゆりかご」を最低レベルの付着水準にとどめるかに主眼があります。
※クリーンケア社はアクアレンジャーの製造元です。

1:問題の多い設備の共通項
自然な状態ではそれほど大量に増殖しないレジオネラ菌が温浴施設で増殖する要因は、生物膜とアメーバの「細菌のゆりかご」が原因です。
「消毒剤の範囲外にある設備」「水の流れが悪い設備」「日常清掃が難しい設備」このような要件を満たす設備は「細菌のゆりかご」が形成されやすい設備だといえます。
循環設備の各設備を上記の要件で分類すると図(3)のようになります。
つまり、アメーバに寄生することはレジオネラ菌にとって、「殺菌剤からの保護」「殺菌剤への耐性の獲得」「安全な増殖」という3つの利点を享受することにつながります。
2:危険な箇所の一覧
循環設備を上記観点から整理するとこの表のように危険度を分類することができます。従って、管理マニュアルにおいてこれらの設備に対して適切なケアを行っていない設備では、高い確率でレジオネラ菌に汚染されている可能性があります。
従って、これら設備の「細菌のゆりかご」を破壊することができる手段を衛生管理マニュアルに取り入れねばなりません。

店舗単位で定期的な投入の場合は、「露天風呂 3t」「男子大浴場 9t」といった細かい設定を行うことにも対応しており、誰にでも簡単に高い衛生管理が可能になります。このカスタム方式の詳細については、お問い合わせください。